INTERVIEW
エレクトロラックス・ジャパン株式会社 様
部門の垣根を越えたコミュニケーションを加速!アウトドア謎解きチームビルディングで全社一丸となるチームへ!
「部門の垣根を越えたチームビルディング」をテーマに、ARチームビルディングアクティビティ「Under Cover」をご導入頂いたエレクトロラックス・ジャパン株式会社の小島様、西村様に導入の背景やその効果についてお伺いさせて頂きました。
- 導入企業様
- エレクトロラックス・ジャパン株式会社
- 業種
- 家電メーカー
- 参加人数
- 34名
- 導入サービス
- Under Cover
- ご担当者様
- 人事総務部 小島様、西村様
- インタビュアー
- 株式会社Teamie 代表取締役社長 納土 哲也
Q1今回チームビルディングを実施された背景についてお伺いさせて下さい。
(小島様)コロナの影響もあり、部門を越えたコミュニケーションが取りづらい状況にありました。
そこで、改めて会社の目標に向かって一丸となるために、チームの協力体制を築いていく必要があるとリーダーシップチームで話し合っていました。
元々、企業文化の理解を深める取り組みを考えていたのですが、まずは社員同士の繋がりを強くすることから始めようということになり、チームビルディングを企画しました。
(納土)具体的にどのような状況だったのでしょうか?
(小島様)1人ひとりは一生懸命やっているのですが、チーム同士で協力したり、チームで足りていないことを他のチームがサポートしたりといった積極的に他部門に自分から働きかける様子はあまり見えていませんでした。
また、社員が今何に困っていて、何を感じているのかも見えにくかったということもありました。
分かっていたのは、皆頑張っているけど、1つの方向に共に向かって歩いているような感じがしなかったということです。
だからこそ、まずは社員同士の繋がりを持って欲しいと考えておりました。
Q2ARチームビルディング UnderCoverの導入の決め手についてお伺いさせて下さい。
(西村様)大きく分けて2つあります。
1つ目は、臨機応変にカスタマイズをして頂けたということです。
例えば、今回、弊社の代表が参加する上で課題がありました。外国人で、コミュニケーションは英語がメインなので、普段仕事で話しているメンバーとの交流に限られてしまう。
今回はチームビルディングということで、普段あまりコミュニケーションを取る機会のない社員同士のチームを構成したかったので、通訳サポートが必要になったのですが、御社(Teamie)に相談したところ、バイリンガルのサポーターをつけてくださるということで、そこが大きなポイントになりました。
また、イベントの内容を検討する上で、色々な企業にお声がけをさせて頂いたのですが、パッケージ化されていて、時間や内容についてカスタマイズが難しいという返答が多い中、御社には前向きに相談に乗って頂けたのがとても良かったです。
(納土)確かに、何度かお電話で内容についてお打ち合わせさせて頂きましたね。
あれはどうだろう?とか、だったらこれはどう?と言った形で一緒に作り上げさせて頂いたのも私自身楽しかったです。
(西村様)そのおかげで、イベントの目的に応じてスケジュールやプライズをどうするかとか、参加メンバーにとっても大変良いイベントにすることができました。
そして、2つ目の理由は、費用面ですね。
社員同士の繋がりを高めるためにどのようなイベントにするべきかを考えた時に、イベントの中だけでなく、イベント後もチームが会って話し合う機会を継続的に持って欲しいと考えておりました。
そのため、チームビルディングのプライズ(景品)にチームで行う食事会を用意しました。
また、アクティビティ中に休憩タイムを入れて、そこで休憩補助金をチームに配布しました。
チームでカフェに行ったり、公園でお茶をしながら「チームの共通点探し」をしてもらったことで、絆を深めることが出来ました。
このようなイベント後でも繋がりを継続できるリワード(表彰)をしたいと思っておりましたので、そちらの費用も考えて、御社(Teamie)にお願いができるかどうかも大事なポイントでした。
(納土)確かに費用の考え方ってイベントを企画する際にとても重要ですよね。私たちのようにチームビルディングを提供する会社に全部予算を使ってしまって、あとはお願いします!というのではなく、その前後のフォローアップも含めて、イベント全体の設計を考えて、その一部としてチームビルディングのコンテンツをご利用頂くというのが理想だと私も思います。
Q3導入されてみていかがでしたでしょうか?
(西村様)これまでも色々なイベントをやってきたのですが、一番良かったです!
同じ目標を持って、チームでミッションに取り組めたので、いつものイベントと違って深いレベルで繋がりを持つことが出来ました。アウトドアの謎解きだったので、チームで謎の解き方について一緒に考えるプロセスがあったり、そのプロセスの中で、お互いの知らなかった一面を知ることが出来たりと一体感を感じることが出来ました。
実際、イベント後もそれまであまり話すことがなかった別の部署の方に相談をしに行くようになったりと、コミュニケーションを円滑に取れるようになりました。
(納土)会社がこういうきっかけを作ってあげることは大事ですよね。
ただ、普段お仕事をされているのを一旦止めて、チームビルディングに投資するってかなり大変だと思うのですが、御社の場合はいかがだったのですか?
(小島様)弊社の場合はコールセンターもあるのですが、今回のイベントの時間だけは業務を止めて、皆で集まることにしました。
リーダーシップチームで会議をした際に、会社の文化を浸透させることは大事だけど、その土台となる社員の一体感を醸成するのが先決だという結論で、意見が一致しました。
そのため、今回のチームビルディングのイベントを実施するのに葛藤はありませんでした。
Q4ご参加頂いた皆様からどのような感想がありましたか?
(西村様)多かった感想としては、「話す機会がなかった方々と話せて良かった!」や「クロスファンクショナルのチームでチームビルディング出来たのが良かった!」といったものがありました。
また、「アウトドアというのも良かった!」や、「こういったイベントをもっとやって欲しい!」といった感想も多くありました。
ただ、問題は難しかったです。(笑)
(納土)まさに部署を跨いだコミュニケーションが取れたのが良かったという感想が挙がっていたのですね。
問題が難しかったのはすみません。。。(笑)
Q5どのような企業におすすめでしょうか?
(小島様)社内に変化を起こしたいという企業ですね。何かを残したいというより、会社やチームの雰囲気が変わったよねという感覚が持てるのがチームビルディングの効果だと思います。
その変化の感じ方は1人ひとり違って良いのですが、「あの時こんなことがあったよね」といったように体験を思い出して、それが何かの原動力になったり、ポジティブな変化のきっかけになるのだと思います。
あとは、アイスブレイクにもなるので、新しく入社した社員にもお勧めですね。
関係性をぐっと縮めるのに最適だと思います。
(納土)何か学びや気づきを固定してしまうのではなく、皆さんの多様な変化や気づきをもたらすことができるのがまさにチームビルディングの醍醐味ですね。
インタビューにご協力頂き、ありがとうございました!
北欧スウェーデンに本社を置くElectrolux Groupは、Swedish thinking. Better living.の考えのもと、スウェーデンの価値観に基づき、サステナブルでウェルビーイングな住まいを通じてより良い暮らし体験を提供することを目指しています。1912年に家庭用真空式電気掃除機を発売して以来、初の家庭用食洗機(1950年)や電子レンジ(1960年代)、そして世界初の家庭用ロボット掃除機(2001年)など、100年以上にわたり、常に時代をリードする革新的な製品を提供しています。Electrolux Groupは、ElectroluxやAEGなどのブランドを含み、世界約120以上のマーケットで年間およそ6,000万台の家庭用製品を販売しています。豊富な経験に基づく確かな技術力とイノベーションにより、消費者のニーズをユーザー視点で捉え、製品開発し、提供することに注力しています。北欧ならではの洗練されたシンプルなデザインと、高い機能性、環境に配慮した製品を展開し、使う人への細やかな思いやりにみちたデザインや機能は、北欧はもちろん世界中の人々に支持されています。
エレクトロラックス・ジャパン公式HP:https://www.electrolux.co.jp/
本社所在地:スウェーデン ストックホルム
取扱商品:家庭用掃除機・空気清浄機・除湿機・暖房機、家庭用ビルトイン食器洗い機・調理機器・洗濯乾燥機など
全世界売上(2022年):SEK 135 billion
従業員数(2022年時点):約51,000人