INTERVIEW

VRチームビルディングでコミュニケーションを活性化!
外部ファシリテーターによるフラットな対話の場づくりへ

「役割を越えたコミュニケーションの活性化」をテーマに、VRチームビルディングアクティビティ「Hotel Homicide」をご導入頂いたクリエイティブ企業のご担当者様に導入の背景やその効果についてお伺いさせて頂きました。

導入企業様
非公開
業界
クリエイティブ
参加人数
22名
導入サービス
VRチームビルディングアクティビティ Hotel Homicide
ご担当者様
非公開
インタビュアー
株式会社Teamie 代表取締役社長 納土 哲也

Q1VRチームビルディング研修を開催された背景は?

(ご担当者様)これまでも社内でオフサイトミーティングを実施してきたのですが、いつも自然とファシリテーターやメインで話すメンバーが固定されていて、毎年あまり変わりのないミーティングになっていると感じ、今期オフサイトミーティングの在り方、手法から見直そうという話になりました。
見直すにあたり、成し遂げたいことについて議論した際に「役割を越えたコミュニケーションを活性化させたい」という声が挙がりました。

というのも、弊社は「コミュニケーションデザイン」で企業の課題解決を行うクリエイティブ企業です。視覚的、聴覚的、感覚的コミュニケーションで企業の価値を⾼めています。ターゲットの⼼を動かすデザインをするためにも、⾃分たちのコミュニケーションの質と量を更に向上していこう、となりました。

そこで今回は、外部のファシリテーターの方に入ってもらうことで、新しい手法で気持ちも新たになるうえ、社外視点があると新しい発見や課題が見つかるのでは、と考えました。

(納土)新しい手法、新しいファシリテーターを取り入れることで、オフサイトミーティングの雰囲気を変えたかったということですね。

(ご担当者様)そうですね。そのため、研修を提供されている企業へいくつかお問い合わせをさせて頂き、講義形式、ワークショップ形式や、カードや謎解きを使ったゲーム形式、課題をビジュアル化し可視化する企業など様々な会社の方にお話を伺いました。

その中で、今回初めての取り組みということもあり、メンバー全員が前向きに楽しめること、コミュニケーションが活性化されること、日々の業務と少し離れた手法に触れられるもの、新しい発見が見つかりそうなものを選びたいと考えました。

Q2VRチームビルディング Hotel Homicideの導入の決め手は?

(ご担当者様)普段、御社が提供されているような新しいテック(VR、AI、ARなど)に触れる機会が現在ではあまりないのではと思い、実際に触れること然り、体感することで、テックを使った新しいサービス展開を行う企業の価値を知ることができること、デザイナーの表現力にも何等かのインプットになるのではと思い、今回研修をお願いする会社を探す上で、VRやAIといったキーワードでも探していこうと考えました。

(納土)初めからVRやAIというキーワードでもワークショップ会社を探そうというのは凄いですね!
これまでお会いした方はチームビルディングやワークショップを探していて弊社にたどり着いたという方がほとんどでした。

(ご担当者様)弊社はビューティーやファッション、フード等ライフスタイルのブランディングデザインを手掛けることが多くありますので、こういった新しいテック系に触れるというのは視野を広げる上でとても重要なことだと思います。

今回、入社浅めのメンバーや新卒メンバーも在籍している為、固い講義形式でなく、VRゲームとオリジナルワークショップを盛り込んで、コミュニケーションを活性化させるという目的に沿う内容の方が、より個々の素の部分が見えてきてよいかと考えました。

また、業務内でのミスコミュニケーションに対する課題認識が共通にありましたし、ゲームを通しての伝え方、伝わり方などの自身の語彙力に向き合うことも面白いのでは、と思いました。

あとは、皆ゲームが好きというのもありました。笑

Q3導入されてみていかがでしたでしょうか?

(ご担当者様)ファシリテーターを外部から呼んだのは初めてだったのですが、凄く良かったです!

先ほどもお伝えした通り、社内メンバーのみで議論を進めると、毎回決まったメンバーが話すことが多くあった為、今回のようにメンバーに対して固定観念のない外部のファシリテーターがズバズバと当てて下さったことで話やすい雰囲気となったこと、外部の方のリードがあると一定の緊張感もあることや、メンバーだけでは気付かない点や、客観性が生まれたことも良かったです。

また、納土さんが社内にはいないタイプのファシリテーターでしたので、それが新しい風となって、皆がフラットに関われるきっかけとなりました。笑

振り返り解説では、納土さんが感じた各チームの思考力を共有してくださり、戦略的思考が多く集まるメンバーの考察術や、得意のデザインを活かすチーム、論理的思考などチーム構成ひとつ、メンバーの得意スキルひとつでチーム力に変化が生じると感じました。

想定通りのチームには、メンバーを入れ替えることでどういうコミュニケーションへ変化するのか、など今後業務を遂行する際に、更に俯瞰してアサインできると感じました。

入社間もないメンバーの新たな一面が見れたり、入社10年目メンバーが「入社してから今まで、出したことがないぐらいの声が出た!」と発言していたのも印象的でした。

(納土)あの発表は印象的でしたね。笑
セルフスローガンでも「これからもっと声を出していきたい!」とおっしゃっていたのが個人的に嬉しかったです。

Q4ご参加頂いた皆様からどのような感想がありましたか?

(ご担当者様)入社して間もない社員からは、関わる機会が少なかったメンバーもいたため、どんなメンバーなのかを知る、また自分を知ってもらうとても良い機会となったようです。

今回、外部のファシリテーターにお願いしたことについては、勢い&パワーで導いてくれること、客観性があることでチームの特長や、第三者ならではの意見が聞けた事が良かったようです。

また、普段の業務とは異なる非現実的なシチュエーションに身を置くことで、プロジェクトを動かしている時とはまた違う一体感が生まれた、という感想もありました。

終了後社内アンケートを行ったのですが、今回の研修を通して、相手の新たな気づきを得たメンバーは、90%以上、自分への新たな気づきを得たメンバーは80%以上という結果も印象的でした。

(納土)普段コミュニケーションを取る機会が少ない分、お互いに対して新しい気付きが得られたというのは、今後もコミュニケーションを取るきっかけになりそうですね。

Q5どのような企業におすすめですか?

(ご担当者様)弊社のようにプロジェクトごと業務を進めている企業や中小企業にもおすすめしたいです。実は見えてないヒエラルキーが存在していることもありますので。

また、リモートワークがメインの企業にもおすすめです。普段より対面でのコミュニケーションが少ない環境や、お互いがどのようなことしているかが見えない職場環境にある企業は、社員の相互理解を深めることで、よい作品(仕事)を手がけるフックになる可能性があると思います。

そういった意味では、正社員だけなどではなく、契約社員や派遣社員など雇用形態関係なく企業のチームビルディングを図ることで、個々の強みを知るきっかけとなり、活かせる業務に変化が生じる可能性や、互いに相談できる関係づくりにもなるのではないでしょうか。

(納土)確かに相談しやすい関係は、業務上の関係だけでは築きづらいですよね。お互いのパーソナリティーを知ることで、初めて何でも言い合える関係づくりができるのかと。

(ご担当者様)そうだとすれば、今回のVRチームビルディングを企業内に留めず、異業種交流としても活用するのはいかがでしょうか?普段接点のない企業を結ぶきっかけ、交流となる可能性も。

(納土)それめちゃくちゃありですね!笑 
是非企画してみます!

この度はインタビューにご協力頂き、ありがとうございました。

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