INTERVIEW
日本ゼオン株式会社 様
遊びを超えた学びを提供!
VRチームビルディングゲームで体験する多様性とコミュニケーションの力
DI&B(ダイバーシティ、インクルージョン&ビロンギング)をテーマにVRチームビルディング研修「Hotel Homicide」を導入頂いた日本ゼオン株式会社の谷様、志岐様、山野様、葛様に導入の背景やその効果についてお伺いしました。
- 導入企業様
- 日本ゼオン株式会社
- 業界
- 化学メーカー
- 参加人数
- 25名
- 導入サービス
- VRチームビルディングアクティビティ Hotel Homicide
- ご担当者様
- 谷様、志岐様、山野様、葛様
- インタビュアー
- 株式会社Teamie 代表取締役社長 納土 哲也
Q1今回のチームビルディングを実施した背景について教えてください。
(山野様)弊社では、DI&B(※)を推進しており、その一環として年に一度「DI&B Week」というDI&Bについて考える集中活動週間を設けています。
これまではコロナ禍ということもあり、オンライン開催が中心でしたが、今年から対面で相互の信頼関係や人脈を築けるようなイベントを実施したいと考えておりました。
そこで、 活動のテーマである「DI&B」について、ただ理解するのではなく、多様性の中でどのようにチームビルディングを進めるかを実践的に学べる研修を企画しようという話になりました。
※DI&BはDiversity(多様性)、Inclusion(受容)& Belonging(相互的な信頼)の略で、多様性があり相互的な信頼関係のある風土を構築する活動を指します。
(納土)研修企画においてどのような点を重視されましたか?
(山野様) 心に残るインパクトがある研修を行いたいと思っていました。また、楽しいだけでなく、DI&Bについても理解が深まる内容を目指していました。
Q2VRチームビルディング「Hotel Homicide」を導入した決め手は何ですか?
(志岐様)プロジェクトメンバー4名で体験した際、楽しさが大きな決め手となりました。楽しいだけでなく、学べることが多いことも決め手です。謎解きゲームなどの他の候補もありましたが、「楽しい」だけで終わることが懸念でした。そこで、「楽しめること」と「学べること」を提供したいと考え、御社に依頼することにしました。
(納土)参加者に学んでほしかったことは?
(志岐様)チームビルディングの観点では、チームの雰囲気作りが重要だと学んでほしかったです。初めて会う人同士でも和気あいあいと進められたのは良かったです。
(山野様)多様性とチームのコミュニケーションについて、自分だけが知っている情報の共有方法や、相手から情報を引き出す方法を体験から学んでほしいと考えていました。
(納土)DI&Bについて体験から学ぶことが目的だったんですね!グループ分けにはどのような意図がありましたか?
(葛様)コロナ禍でリモートワークが増え、人脈を広げる機会が減少したため、この研修を通じて人脈形成を促進したいと考え、グループ分けを行いました。
Q3導入してみての感想は?
(葛様)参加者の特性が異なる中で、互いの強みを活かしあったり、情報を共有して目標達成をするといったダイバーシティを体験できたのがとても良かったです!
(山野様)「楽しかった!」で終わることなく、多様性の大切さやコミュニケーションの重要性を感じ取ってもらえたのは、研修として大成功でした。
Q4参加された皆さんからの感想は?
(葛様)「すごく楽しかった!是非また誘ってください!」という声が多くありました。対面で五感を使って学べたのが良かったようです。
(志岐様)「楽しかった!」「全く知らなかった人と話せて良かった!」という声が多かったです。廊下で「企画してくれてありがとう」と声をかけられることもありました。
(山野様)「自分も参加したかった!」という声もありました。
(納土)多くの人との交流を望まれている方が多かったのですね!
Q5どのような企業におすすめですか?
(志岐様)組織が大きくなり、コミュニケーションが難しい企業には特におすすめです。VRチームビルディングはインパクトがあり、関係性を変えるきっかけになります。
(葛様)リモートワークが多い会社や、関係性が希薄になっている会社にもおすすめです。チームビルディングはコミュニケーションを活性化させ、働き方に変化をもたらすのだと思います。
(山野様)中途入社の社員が多い会社や、オンボーディングに悩む企業にも良いきっかけになりますね。
Q6今後のDI&B活動に対する想いを教えてください。
(葛様)一人ひとりが楽しく自由に生きること、お互いの行動が影響し合っていることを理解し、尊重しあい、共通のゴールに向かうことの大切さを感じています。これは仕事だけでなく、家庭やコミュニティにおいても同じです。多様性との向き合い方を考えることは、すべての人にできることです。
(谷様)会社の観点では、経営戦略として多様性の活用を重視しています。
障害者雇用や女性活躍を超えた多様性の活用を目指しています。
これはwell-beingやエンゲージメントにも繋がります。多様性を理解し合うためには対話が必要であり、その機会を提供しています。
活動を組織風土に根付かせ、分断を防ぎながら効果的なコミュニケーションを実現したいと考えています。
(納土)なかなか目に見えない一人一人の個性や強みが対話によって、向き合い、繋がり合うことで、Well-beingやエンゲージメントの高い会社づくりを目指されているんですね。
本日はインタビューにご協力頂きまして、誠にありがとうございました。