INTERVIEW
VRチームビルディングだけではもったいない!
VRチームビルディング✖️DiSC✖️ストレングスファインダーで生み出す活発なコミュニケーションと強みを活かし合うチームづくり
これまで2回のオフサイトで、VRチームビルディングアクティビティ Hotel HomicideとMoney House、ストレングスチームワークショップを導入頂いた医薬品・医療機器メーカーの今野様、姚様にインタビューをさせて頂きました。
- 導入企業様
- 非公開
- 業界
- 医薬品・医療機器
- 参加人数
- 30名
- 導入サービス
- VRチームビルディングアクティビティ Hotel Homicide / Money House + ストレングスチームワークショップ
- ご担当者様
- 今野 麻木様、姚 嵐様
- インタビュアー
- 株式会社Teamie 代表取締役社長 納土 哲也
Q1チームビルディングを実施された背景について教えてください。
(納土)チームビルディングを実施された背景について教えてください。
(今野様)そもそも弊社には、オフサイトやチームビルディングを積極的に行う文化があるのですが、昨年の12月に第一回目のチームビルディングを御社にお願いしたときは、 大きい二つの部署が一つになったタイミングで、一緒に働いたことはあるけど、人によってはあまり話したことがないメンバーもいたので、チームビルディングを実施しようという話になりました。
ただ、クッキングのような楽しいだけのものではなく、もっと実践的で実務に繋がるようなチームビルディングを実施したいと思い、御社にお声がけさせて頂きました。
(納土)楽しいことはもちろんのこと、チームやメンバーにとって学びや変化があるものを実施したいということですね。
(今野様)そうなんです。そのため、第一回目は午前中にDiSCを行い、午後からVRチームビルディングを実施するという内容にしました。そこで、偶然納土さんから「DiSCをやったんですか?!振り返りで少し扱っても良いですか」と言われて、 VRチームビルディングの振り返りでお互いの個性についても触れていただいたのが、とても良かったです。
(納土)あれは本当に偶然でしたね(笑)。会議室に入ったら、DiSCの一覧表が貼ってあって、これはVRチームビルディングでも扱わないともったいない!と思って、急遽振り返りで触れさせて頂きました。
(今野様)その結果、 VRチームビルディングとDiSCやストレングスファインダーのような自己理解&相互理解の内容がとてもマッチして、非常に良かったです!DiSCやストレングスファインダーだけをやると、頭で理解するだけで終わりそうなのですが、VRチームビルディングではその人それぞれの個性を体感で理解できるので、非常に実践的な内容になりました。
(納土)弊社のVRチームビルディングの良さは、「その人の個性が分かりやすく出る」ところで、お互いを知る上で非常に効果的だと思います。その個性を言語化するには、DiSCやストレングスファインダーのようなアセスメントを活用すると、さらに実践的になりますよね。
(今野様)そうなんですよね。ちなみに、VRチームビルディングだけを実施される企業もあるんですか?
(納土)VRチームビルディングのみのご依頼も多いですね。御社のように、チームビルディングのために1日チームメンバーを集めて実施するのはハードルが高い企業もあります。
(今野様)それは非常にもったいないですね。 VRチームビルディングでお互いの個性が理解できた後、「どうやって実務で強みを活かし合っていくか」についてストレングスファインダーやDiSCを使って話し合い、実務に落とし込むと、かなりチームに変化が起こると思います。
(納土)そうですよね。弊社では、ストレングスファインダーやDiSCのワークショップを組み合わせて実施することも推奨しています。これからも積極的に提案していきたいと思います。
Q2継続してVRチームビルディングを導入頂いた理由について教えてください。
(納土)昨年・今年と継続してVRチームビルディングを導入された理由について教えていただけますか?
(今野様)もともとオフサイトは半年に1回行っているのですが、昨年12月に実施した際、VRチームビルディングもDiSCも非常に評判が良かったので、今年どうしようかという話になった時に 「絶対にもう一度やりたい!」ということになり、すぐにTeamieさんに連絡しました(笑)。
今回はDiSCではなく、ストレングスファインダーをやろうという話になったのですが、納土さんが「ストレングスファインダーもできます!」と言ってくださったので、じゃあ完璧ですねということで、今回は全て御社にお願いしました。
また、オフサイトの目的とスケジュールをすり合わせた後、 ファシリテーションも含めて全て御社にお任せできるのも良かったです。
(納土)確かに、第一回目のオフサイトも、相互理解やコミュニケーションという観点で、VRチームビルディングとDiSCがうまく噛み合っていましたね。二回目は、さらに相互理解を深めようとストレングスファインダーを導入されたわけですね。
(今野様)一部のメンバーは既にストレングスファインダーをやっていたのですが、やりっぱなしになっていたので、皆で集まってしっかりやろうという話になりました。
(姚様)これまでも定期的にオフサイトを行っていたのですが、内容が各グループのビジネスプランについての振り返りや、これからの計画をプレゼンするだけだったので、一方的に聞くだけではなかなか記憶に残りづらかったんです。それで、オフサイトでチームビルディングも行おうということになりました。
(納土)もっとインタラクティブなオフサイトにしようということから、相互理解のためのDiSCやストレングスファインダー、そしてVRチームビルディングを導入されたということですね。
Q3参加頂いた皆様からの評判はいかがでしたか?
(納土)ちなみに、参加者の皆様からの評判はいかがでしたか?
(今野様)大好評でした!懇親会の時も、多くのメンバーが「私のストレングスファインダーのレポートを見てください!」って納土さんのところに行っていましたよね?せっかく懇親会にお誘いしたのに、納土さんにお仕事をさせてしまって(笑)。
(納土)いやいや、本当に嬉しかったです!ストレングスファインダーに対して、あんなに積極的に興味を持っていただけるなんて。
(今野様)また、お互いを知るという点でも 「とても面白かった」という感想が多かったですね。ストレングスファインダーのおかげで 「自分自身に納得できた」という声もたくさん挙がっていました。
(姚様) ストレングスファインダーという共通言語ができたことが、とても良かったです。今度チームに新しいメンバーが加わるのですが、そのメンバーにも早速ストレングスファインダーを受けてもらう予定です!
(納土)チームの共通言語化って本当に大事ですよね。それが、チームの文化になっていくので。
(今野様)ちなみに、VRチームビルディングの体験会やパイロット開催はされていますか?あれを一度体験すれば、これだけの満足感が得られるので。
(納土)実は、今年からやっと体験会を始めることになりました(笑)。
なかなかこの体験を言葉だけで説明するのが難しくて。
(今野様) 絶対、一度は体験してもらった方がいいですよ!
Q4導入後どのような変化がありましたか?
(納土)オフサイト後、チームやメンバーにどのような変化がありましたか?
(今野様)それこそ、 役割や責任を越えてお互いの強みを活かし合う協力関係が生まれました。
具体例として、データ解析が得意なメンバーがいて、これまではそのメンバーがストーリーラインの作成まで行っていたのですが、それが非常に時間がかかってしまっていたんです。しかし今回は、 解析まではそのメンバーが担当し、ストーリーラインの作成は他の得意なメンバーに任せたところ、1ヶ月かかっていた作業が1週間以内に終わりました。
まさに、VRチームビルディングとストレングスファインダーの学びを活かして 「自分の苦手なことは、得意な人に任せよう」と実際のビジネスで実践した事例ですね。
(納土)素晴らしい、まさにストレングスベースドチームのベストプラクティスですね!
(今野様)本人たちも「前からこうしておけばよかったね」って言っていました(笑)。
(姚様)また、 コミュニケーションも活発になりました。これまでは、干渉しすぎないようにという遠慮があったのですが、 お互いの強みを理解し合うことで、アドバイスを出し合ったり、ポジティブなフィードバックをしたりするなど、大きな変化がありました。
さらに、ストレングスファインダーの結果をもとに、お互いの強みの活かし方について定期的に話し合おうという話になり、月1回のミーティング前にチームランチを設けることにしました。
(納土)継続的な活動は素晴らしいですね!ちなみに、チームランチを実際にやってみてどうでしたか?
(姚様)ストレングスファインダーには、バルコニー(※)とベースメント(※)があり、特にベースメントについて相手に直接伝えるのが難しいよねという話が出たんです。そこで、チームメンバーから「まずは自分自身のバルコニーとベースメントについて話すところから始めてみては?」という提案があり、その通りにやってみました。
そうすると、謙虚なメンバーが多いこともあって、自分のベースメントについて話す場面が多くなったのですが、他のメンバーから「そんなふうには感じたことがないよ」とか、「むしろこういう点で助かっているよ」といった声が挙がり、 褒め合う場面が増えて、チームランチが非常に盛り上がりました。
※バルコニー=資質を強みとして活かせている状態
※ベースメント=資質を弱みとして過剰使用している状態
(納土)お互いを承認し合う関係が自然にでき上がったわけですね!
(姚様)そうなんです。そして、昨年12月に実施したDiSCの話にもなって、「あの人と仕事をもっと上手くやるためにはどうしている?」といった対人関係の相談にまで広がりました。
(納土)ストレングスファインダーとDiSCの両方をやったことが大きかったですね。
(今野様)そうなんです。 納土さんにストレングスファインダーとDiSCの両方を解説してもらったおかげで、それらを結びつけて考えることができ、結果的に使い分けができるようになったのだと思います。
(納土)今回のインタビューのテーマは「VRチームビルディングだけじゃあもったいない!」ですね。笑 インタビューにご協力頂き、ありがとうございました。