INTERVIEW

ベクター・ジャパン株式会社 様

中途社員のチームビルディングで早期のオンボーディングを実現!
部署を越えて相談しやすい”心の拠り所”をつくるVRチームビルディング

中途入社社員を対象に、VRチームビルディングアクティビティ Hotel Homicideを導入頂いたベクター・ジャパン株式会社の白岩様、姫野様にインタビューをさせて頂きました。

導入企業様
ベクター・ジャパン株式会社
業界
ソフトウェア
参加人数
15名
導入サービス
VRチームビルディングアクティビティ Hotel Homicide
ご担当者様
白岩 樹様、姫野 将克様
インタビュアー
株式会社Teamie 代表取締役社長 納土 哲也

中途社員のオンボーディングを支える部門を越えたチームビルディング

(納土)チームビルディングを実施した背景について教えていただけますか?

(姫野様)今回は中途社員を対象にチームビルディングを実施しました。
弊社では中途社員の採用を積極的に行っていますが、在宅ワークが多いため、新しい環境での人間関係の構築は簡単ではありません。
以前はオフィス出勤を通じて自然発生的に人間関係を築けていましたが、現在は意図的にコミュニケーションを取る環境をつくらないと難しい状況です。
そこで、 中途社員を集めてチームビルディングを目的とした研修を行い、新しい環境に馴染むきっかけをつくりたいという背景がありました。

(納土)在宅ワークが増える中、新しく入社された方々のオンボーディングはますます難しくなっていますね。

(白岩様)以前のオフィス環境では、自然発生的なコミュニケーションを通じて、言葉に表れない情報も察知でき、周囲からフォローしやすかったと思います。
しかし在宅ワークでは業務のやり取りが中心となり、そうした気づきが減ってしまいがちでした。 そのため、 弊社では社内イベントを積極的に行っていますが、それらのイベントでも自然に話せる機会をつくることも今回の研修の目的でした。

(納土)オンボーディングのために、まずは、同じ年次で入社した同期で話しかけることができる関係性づくりから始めたということですね。

業務だけじゃない「人」としてのつながりが重要

(納土)今回は、2024年度に中途入社された方々を一同に集めてチームビルディングを実施しましたが、どのような効果を期待されましたか?

(白岩様)まずは同じ時期に入社した同期が人としてつながることを期待していました。

というのも、今回参加した15名は色々な部署に所属をしているのですが、一見業務に直接関係がないと思われる人間関係がとても大切です。

業務以外の人間関係が”心の拠り所”となって、結果離職率の低下に繋がります。

また、それが最終的に部門を越えて協力しあえるような関係性になるということが、中途社員同士のチームビルディングを行うことの意味だと考えます。

(納土)心の拠り所って素敵なフレーズですね!業務に関係なく、まずはお互い人として心が繋がることが相談しやすい関係づくりにおいて重要ですよね。

(姫野様)人として繋がるという意味で、アクティビティ形式だったのも良かったのだと思います。
座学だけではその人のパーソナリティが見えづらいですし、まずは、同じ目標を持って、言語だけでは理解できないその人の良さを引き出せたことで、お互いのことをより深く理解できたのだと思います。

学びを実務につなげるためのチームビルディング

(納土)実際に実施されてみて、いかがでしたでしょうか?

(姫野様)私も実際に参加していたのですが、アクティビティでの体験がずっと心に残っていて、その後もじわじわと学びが出てきます。

例えば、チームでお互いが持つ情報を伝え合う際の情報整理や共有の仕方について、言葉だけじゃなく、図に書き起こしたり、時系列に並べたりすれば情報共有がもっとスムーズに出来たのではないかと。

こういった学びや振り返りが実務にも活かせるのだと感じています。

(納土)楽しいだけじゃなく、実務に活かせる学びや変化があることは重要ですね。

(白岩様)まずは、積極的に参加したくなるために”楽しい”ということも重要ですが、そこから学びや実践に繋がる振り返りの時間がとても大切だと思います。

御社のVRチームビルディングでは、自分が見えているものをどのように共有するのかについて、一人ひとり違いが分かりやすく見えます。

そのことによって、自分と仲間の強みや弱みが浮き彫りになります。

例えば、コミュニケーション力と一括りで行っても、認識力は高いけど、伝えるのが苦手だったりと具体的なその人の特徴というのが発見できます。

(納土)VRがもたらす没入感は、その人の特徴を丸裸にしてくれますよね。笑

(白岩様)それから、振り返りの最後にお互いの強みをフィードバックしたのも良かったです。

アクティビティ中は夢中になって気付けていない部分を仲間からフィードバックをもらえたことで、より自分と仲間のことを理解を深められたのだと思います。

中途社員は人脈形成のためのチームビルディングを求めている

(納土)参加された方から感想がありましたでしょうか?

(姫野様)研修後アンケートを取ったのですが、大好評でした。

満足度も全員が、満足以上で、是非また同じような研修を実施して欲しいといった感想が多くあがっていました。

在宅ワークが多い中、同期で人間関係をつくることが出来たのがとても良かったのだと思います。

また、「このような機会を頂いて、本当にありがとうございました!」と直接声をかけて頂きました。

(納土)まさに、皆さんが新しい人との繋がりを求めていたのだと感じますね。

(白岩様)皆さんの感想をもとに、今後も同様の企画を進めていきたいと思います。

在宅ワークを導入していて、コミュニケーションが不足している企業におすすめ

(納土)どのような悩みをお持ちの企業におすすめされますか?

(姫野様)なによりコミュニケーション不足に悩んでいる企業ですね。

特に在宅ワークを導入していて、業務上の人間関係やコミュニケーションに偏ってしまっている企業には、おすすめです。

今回のように、まずは人としてのつながりを持ってもらうことで、業務以外のコミュニケーションを取るきっかけになって、悩みごとの相談や、新しいことをつくる活力になっていくのだと思います。

(納土)在宅ワークだけでは自然発生的なコミュニケーションが起きづらいですからね。

コロナ禍以降そういった課題を感じている企業が多くなったと感じます。
この度は、インタビューにご協力頂き、ありがとうございました。

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