INTERVIEW

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株式会社PLAYWORK 様

AIと“遊ぶように働く”をつなぐ鍵──AIチームビルディングが変える組織と未来の働き方

チームビルディング with AI The Isolated Villageを導入いただいた株式会社PLAYWORKの代表、掛布様にインタビューをさせていただきました。

PLAYWORKチームビルディング
企業名
株式会社PLAYWORK
業界
不動産
参加人数
15名
導入サービス
チームビルディング with AI The Isolated Village
ご担当者様
代表取締役社長 掛布 篤行 様
インタビュアー
株式会社Teamie 代表取締役社長 納土 哲也

「チームビルディングをやらない理由が⾒当たらない」──創業以来続ける、⽉イチのチームビルディングに込めた想い

(納土) 今回、チームビルディングを実施された背景について教えていただけますか?

(掛布様) 弊社は「遊ぶように働く世界をつくる」というビジョンを掲げています。そして、その実現に向けて「好きなときに、好きな人と、好きな場所で、好きなことをする」という定義を設けています。この中でも「好きな人と」という点において、同じ方向を向いている仲間と働くことを大切にしており、創業以来、毎月1回チームビルディングを継続的に実施しています。

今回は「AI」をテーマとしたチームビルディング研修を探していたところ、御社と出会いました。AIリテラシーの向上とチームビルディングの両方が期待できそうだと感じ、お願いするに至りました。

(納土)改めてですが、創業以来毎月チームビルディングを継続されているのは、本当にすごいことだと思います。これまで多くの企業でチームビルディングに携わってきましたが、そのペースで実施している企業には初めて出会いました。

(掛布様) そうなんですね。それはちょっと驚きです。私自身、チームビルディングは「絶対にやった方がいい」と確信しています。

(納土) その「絶対にやった方がいい」と思われる理由や、原体験があれば教えてください。

(掛布様) 前職も広告業だったのですが、さまざまな経営者から経営課題を伺う中で、多くの場合「人間関係」で悩まれているケースが多かったんです。ですが、結局は経営者を含め、チームビルディングがしっかりできていれば、人間関係の悩みはほぼなくなると感じています。

やり方次第ではありますが、たとえば弊社ではP/Lを全社員に公開しており、社員全員が経営者目線を持ち、コスト意識を持ちながら同じ方向を向いて働けているという実感があります。
その結果、中小企業が抱えがちな「人に関する悩み」がほとんどなく、スムーズに業務が進んでいるのだと思います。

また、チームビルディングの様子をブログやSNSで発信することで、楽しそうで仲の良い雰囲気が自然と伝わり、それが採用や定着にもつながっています。もっと言えば、こうした活動が「人に関する経営課題」の解決にもつながっているので、やはりチームビルディングはやらない理由が見つかりません。

弊社のチームビルディングのスタイルとしては、午前中は業務に関する話をし、午後は業務とは関係のない活動をがっつり行うようにしています。

業務上はそれぞれ役割が決まっているため、横のつながりが希薄になりがちですが、遊びを通じて普段とは異なるルールの中でチーム活動をすることで、距離も縮まりますし、セクショナリズムのような垣根も自然となくなっていきます。

そういう意味でも、チームビルディングは経営効率を高めてくれますし、費用対効果も非常に高いので、正直なところ辞める理由が見当たりません。本当に「やらない理由が分からない」レベルですね(笑)。

(納土) 海外や外資系企業ではチームビルディングを頻繁に行っていますが、日本企業はこれからという印象がありますね。

(掛布様) そうですね。私自身「遊ぶように働きたい」という想いが強いこともありますが、そもそも経営者の多くが、良いチームビルディングの体験をしたことがないのかもしれません。 でも本当に「やらない理由が分からない」と感じます。

会社経営において、チームビルディングや組織づくりは非常に重要なテーマだと思います。チームビルディングができていなければ、採用も難しくなりますし、良い仕事にもつながりにくい。結果的にそうした企業は淘汰されていくのではないか、という感覚がありますね。

「AIの波に乗ろう!」——“遊ぶように働く”を実現するためのAIリテラシーの向上

(納土) なぜ今回、AIをテーマとしたチームビルディングを導入されたのでしょうか?

(掛布様)AIというのは、ある意味で産業革命のようなものだと思っています。今では当たり前になったインターネットやスマホも、私自身が約25年前に「インターネットやホームページの時代が来るぞ」と言われていた時代を経験しました。

ちょうどその頃、私は広告会社にいて、口コミで地域の飲食店や美容室を盛り上げるポータルサイトを作っていたんです。でも、当時は周囲から「何をやってるんだ?」「絶対うまくいかない」「ホームページなんて集客にならない」とよく言われました。

それでも地道に取り組みを続けた結果、2年後にはポータルサイトの集客力によって、潰れかけていた飲食店を立て直すことに成功。最終的には、私たちが運営していた口コミポータルサイト自体がフランチャイズ化し、全国へと展開するまでに成長しました。

こうした「時代やカルチャーが変わっていく瞬間」を、私は実体験として味わってきました。今回のAIの波も、それと同じだと感じています。だからこそ、できるだけ早くこの流れを社員の生活や仕事に取り入れてあげたいと思ったんです。

(納土) 当時、パソコンやインターネットが普及し始めた時と、同じくらいのインパクトがありますよね。

(掛布様)そうなんです!あのときに感じた空気感や、周囲の反応が、まさに今また起きているなと。ただ、AIのほうが、あのときよりもさらに大きな波になるという確信があります。

だからこそ、社員には「AIに使われる側ではなく、AIを使う側になったほうが、もっと遊べて楽しいよ」と伝えたいと思っています。
最終的にはやはり、「遊ぶように働く世界をつくる」という弊社のビジョンに立ち戻るんですよね。そのために、まず経営課題として「AIリテラシーを高めてあげたい」という想いがあります。

現時点では、社員の中でもAIリテラシーにはばらつきがありますし、そもそも不動産業界自体がレガシーな業界なので、DXの分野で圧倒的に先を行きたいという気持ちが強くあります。

「みんなでAIと一緒に仕事をしていこうよ!」という気持ちで、今回の研修を企画しました。

AIと“二人三脚”で挑む新時代のチームビルディング——体験から見えた可能性と改善のヒント

(納土) 「チームビルディング with AI」を導入されてみて、いかがでしたか?

(掛布様)没入感があり、社員が協力しながら楽しめたという点で、チームビルディングとして非常に効果があったと感じています。社員からも「楽しかった!」という声が多く上がっていました。

また、座学中心のインプット型の研修ではなく、ワークを通じてひたすらアウトプットしていくスタイルだったのも、とても良かったですね。その点でも、チームビルディングとしての価値が高かったと感じました。

(納土) 当日はかなり盛り上がっていましたね。皆さんの関係性の良さや、「とことん楽しむ!」という社風が伝わってきました。

(掛布様) 謎解きゲームの構成もよくできていて、「チームで解こう!」という気持ちが自然に引き出される設計だったのが素晴らしかったです。

強いて改善点を挙げるとすれば、AI探偵のサポートがなければ解けない!というくらい、AI活用が必須なゲームになると、より良かったかもしれません。

一部の謎は自力でも解けてしまったので、AIの持つ可能性に、もっと多くの人がさまざまな場面で触れられるように、AIを活用する必然性の高い問題が増えると、AIへのマインドチェンジも起きやすいのではないかと思いました。

(納土) 貴重なフィードバックをありがとうございます!
おっしゃる通りですね。もっとAI探偵・ジェームズが活躍できる場面をつくって、より多くの方にAIの可能性を実感していただけるようなコンテンツにしていきます。

(掛布様)AIリテラシーを高めたいというニーズは、今後ますます増えてくると思います。だからこそ、AIと“二人三脚じゃないと乗り越えられない”くらいの構成にできれば、「AIってすごい!もっと使ってみたい!」という気持ちが自然と引き出されると思います。

ただ、没入感という意味ではAI探偵がインタラクティブアバターで擬人化されていたのがとても良かったと思います。

(納土)さっそく、コンテンツとAI探偵ジェームスのプロンプトの改善に取り組みます!

「AIと働く」——楽しく学ぶことで始まる、社員のマインドチェンジ

(納土) どのような企業や組織に、このプログラムをおすすめしたいですか?

(掛布様) 弊社もまさにそうなのですが、「AIを学ぶきっかけをつくりたい」と考えている段階の企業や組織には、ぜひおすすめしたいですね。

このプログラムは“楽しく学べる”という点が大きな魅力で、社員の中にあるAIへの抵抗感や敵対心、「自分には無理そう」といった意識を払拭し、マインドチェンジのきっかけをつくるのに非常に適していると思います。

実は弊社でも、今後さらにAIを学ぶための教材を整備していく予定で、今回のプログラムはそのスタート地点として活用しています。

AIについてしっかり学んでほしいと考えている企業にとって、まずはAIに対する意識を柔らかくほぐす目的で、このプログラムを導入するのは非常に効果的だと思います。

(納土) とても素晴らしいですね。まさに、AIとともに働く時代に合わせて教育投資をされているのだと感じました。
この度はインタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました。

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